韓国ドラマ-スパイ-あらすじ全話!1話
韓国ドラマ-スパイ-あらすじ全話の1話の
ネタバレです!
今回の韓国ドラマは、最近では珍しいジャンル!!
刑事系?
心優しく、真面目な公務員を装うソヌの裏の顔とは…?
そして、息子も知らない母の過去とは…?!
という感じなんですが、視聴率も安定してよかったドラマです!
主役のジェジェンがとてもかっこよく、自分に与えられた任務と
恋人や家族のことで激しく葛藤するところも見所です!!
ではお楽しみください♪
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韓国ドラマ-スパイ-概要
公務員のソヌは、両親から愛され育ったとても優しい息子。
至って平凡に見える彼は実は国家情報院のエリート諜報員という
顔を持っていたのです。
でも、その正体は家族さえも知らない。
ある日、ソヌは中国で行われた作戦を失敗してしまい
対北朝鮮分析チームに異動となってしまいます。
そんな中、彼女であるユンジンを家族に紹介するのですが
母ヘリムはユンジンに違和感を覚えるのです。
また、死んだと思っていた上官のギチョルが現れ、息子のソヌを
要求してくるのでした…
実は、母ヘリムは北朝鮮の工作員だった過去を持っていたのです!
その事実をまだ知らないソヌはどんどん不穏な動きに
巻き込まれていき、ユンジンもソヌを心配する傍ら
ある秘密を明かせずに頭を悩ませているのでした…
◆主なキャスト◆
役名 | 本名 | 説明 |
キム・ソヌ | キム・ジェジュン | 国家情報院対の北朝鮮情報分析チーム員 |
パク・へリム | ペ・ジョンオク | ソヌの母で元北朝鮮工作員 |
キム・ウソク | チョン・ウォンジン | ソヌの父でITセキュリティー業者の幹部 |
イ・ユンジン | コ・ソンヒ | ソヌの恋人 |
キム・ヨンソ | イ・ハウン | ソヌの妹 |
ファン・ギチョル | ユ・オソン | へリムの元上官で労働党対外連絡部所属工作員 |
スパイ-あらすじ
~第1話~
雨の降る路地で、若い男が電話をしながら歩く。
男が自分の母親と話す何気ない会話…「今どこって?俺は釜山だよ。」
ここは中国は潯陽である。
薄暗い階段を下り、「海を見たら気持ちがいいよ!」
明るい声で母親と会話する男。「愛しているよ!」と電話を切る。
辺りを確認しながら、停めてあった車に乗り込む。
何もなかったか?車には、中国人が待っていた。
男は、ブツを運ぶだけだ何もあるはずがないと言うと
待っていた中国人が車を発進させる。
男は、キム・ソヌ(キム・ジェジュン)。
普通の公務員を装い韓国国家情報院のエリートだ。
この事実は、誰にも秘密である。
中国人が運転する、ソㇴの乗った車にトラックが突っ込んできた。
トラックから降りて来た、ただならぬ様子の男たちが
気を失ったソㇴのもとからアタッシュケースを奪った。
強盗に見せかけるためソㇴの胸ポケットから財布が持ち去られた。
ソㇴの財布には家族の写真が入っていた。
ソンエ…写真を見たそこのリーダーが呟く。
手下は、運転していた中国人を始末した。
次にソㇴにナイフが下ろされるその時、待て!そいつはやめておけ。
と手下の手を止めるリーダー。
意識朦朧なソㇴは、去って行く男たちの姿を見ている。
一方、ソㇴの母親パク・へリム(ぺ・ジョンオク)は
住民たちの集会の場に参加している。
暖房費を浪費する一部の住民への非難で荒れている会議。
長引く会議にへリムが手を挙げ意見を述べた。
配られた資料から察すると、暖房費にねつ造があったことがわかると
言って、メーターの誤魔化しを指摘するへリム。
住民全員のメーターのバッテリーをチェックする提案をすると、住民たちが
賛成をした。安堵するへリム。
自宅に戻ったへリムのもとへ、息子ソㇴが事故に遭ったと連絡が入る。
驚くへリム。
ソㇴが運ばれた病院では、この件は説明が必要だ少しの間休んでくれ。
と話す男の姿がある。
そこへ駆けつけたへリムは、ソㇴを心配して慌てふためく。
へリムが男に目をやり、こちらはどなたなの?と問うと、ソㇴは
会社の主任だと紹介し、助けてくれた人だと言った。
男は、ソㇴに話を合わせへリムに挨拶をして去って行った。
男が見えなくなるとへリムは、あの人目つきが冷たいわ…と
呟いた。
言葉の無いソㇴ。
一方、ソヌの父親キム・ウソク(チョン・ウォンジュン)
とへリムが電話で話す。
セキュリティー会社の代表であるウソクは、日々忙しく過ごし
会議があるため、ソㇴの病院へも行くことができない。
へリムは、ウソクにソㇴの妹であるヨンソ(イハウン)も
あとで一緒に連れてくるよう頼んだ。
ソㇴの病室に戻ったへリムは、着替えをしまい冷蔵庫には
たくさんの飲み物をつめた。ぬかりの無い母へリムのその姿に
ソㇴがため息をついた。
へリムがソㇴに、釜山で事故に遭ったの?と問う。
ソㇴは、こっちに戻って事故に遭って病院まで歩いたと
誤魔化した。ソㇴの傍にいた看護師がソㇴをちらりと見る。
へリムが気付かないところでソㇴは、看護師に出て行くよう
合図を送った。
へリムは、ソㇴが公務員になって危険なことがないと安心していたという。
主任さんに言って内勤に替えてもらいなさいと言うへリム。
平凡に暮らすのが一番幸せだと話す。
ソㇴはへリムの手を握り、もうこれからは怪我をしたりしない
母さんに心配かけることはしないと話す。
ということは、今後も出張ばかりするということね?とへリム。
ソㇴはへリムに、愛してるよと伝えた。
へリムは、真剣な眼差しの息子ソㇴの姿にため息をつく。
その一週間後、取り調べを受けるソㇴ。
ソㇴは嘘発見器にかけられている。
別室では、ソㇴの上司が様子を見ている。一緒に居る上官。
主任であるソン・ジョンヒョクが、ソㇴのことを説明する。
ソㇴの事を、今回以外は100%成功させていたエリートだと
話す。上官は、なぜソㇴだけ殺されなかったのだろうと疑問に
思っている。ジョンヒョクは、ソㇴには疑わしい点は何も無いと
言う。だが、当分は現場には復帰できないだろうとソㇴを分析
チーム員にしたいと思っていることを伝えた。
上官は、ソㇴの家族関係を聞いた。ソㇴの家族関係を確認した
上官は、ソㇴのことをしっかり見ているよう指示を出した。
部屋を出る上官に、入れ替わって頭を下げて入って来る一人の男。
上官は振り返り、全くあいつは…と呟いた。
上官は、なぜあいつを地方へやらないのかとジュンヒョクに問う。
ジュンヒョクは、役に立つ男なので自分がきちんと管理すると
答えた。上官は、あいつが何かやった時の責任は全て君だと言った。
上官の携帯電話が鳴り、ジョンヒョクにはもういいと合図し
去って行った。電話の相手は、議長であり上官は媚びを売るような対応だ。
そんな上官の姿に言葉の無いジョンヒョク。
入れ替わりで部屋に入った男、キム・ヒョンテ。
ヒョンテは、取り調べ中のソㇴを見つめている。
調査員が言う。今我々に隠していることはありませんか?という問いにソㇴが
ありませんと答えると、調査員のモニター画面の文字が赤く点滅した。
ヒョンテは、ソㇴの事を面白い奴だと言いソㇴの情報ファイルを見た。
ヒョンテに一枚の写真が目にとまる。ソㇴと母へリムが
写る笑顔の写真だ。
そんななか、ソㇴの実家では両親、妹で仲睦まじく普通の家庭の様子が繰り広げられる。
ヨンソの勉強を教える母へリム。
教えながら、オーブンの中の肉が焼き上がりへリムはキッチンへ立つ。
一方で、リビングのソファで仕事の電話をしている父ウソク。
そろそろ仕事は終わりにして、お客様をお迎えする準備をする
よう促すへリム。
ソㇴが初めてガールフレンドを連れてくるという。
一方、取り調べ中のソㇴ。
女性調査員が、嘘はばれるから正直に答えた方がいいわと忠告する。
今、付き合っている方はいますか?と質問する。
戸惑いながらも頷いて、いますと答えるソㇴ。
少し残念そうな女性調査員。
これで終わりですよね?と慌てる様子のソㇴ。
女性調査員は、これは調査ではなく面接です。と言うもソㇴは約束があると言ってさっさと出て行った。
一人残された女性調査員の姿を別室で見ていたヒョンテ。
アプローチなしに振られたな。と声を掛ける。
睨み付ける女性調査員に、これは新記録だ!というヒョンテ。
急ぐソㇴに電話が掛かる。
手にはお土産を持って待ちくたびれた様子の女性。
ソㇴの恋人であるユンジン(コ・ソンヒ)は、凍え死んでも
ここで待っていると言って、ソㇴに早く来るよう伝える。
ソㇴの実家では、食事の支度はすっかり終わり遅れている息子
ソㇴたちの事を心配している。窓から外を見るへリムが
マンションの下で一人待っているユンジンの姿を見つける。
あのこソㇴのガールフレンドかしら?寒いのに何てことなの…
ソㇴに電話をすると、ソㇴの車が渋滞に巻き込まれて混んでいるという。
ソㇴの父ウソクがマンションの下にいるユンジンに声を掛けた。
ソㇴの父親だということに気付いたユンジンは、深く頭を下げまだ来ていないソㇴのことを説明する。
ウソクは、優しく家の中へと招き入れた。
へリムも優しく挨拶を交わすが、ユンジンの様子を隅々まで見ている。
ハッと気づき笑顔を作るへリム。
ユンジンが持ってきたお土産をへリムに手渡した。
笑顔だったへリムが、土産物の袋を見て驚いた。
月餅という中国の餅だと言い、お母さまが昔を思い出して
召し上がって下されば…と伝えたユンジン。
作り笑顔のへリムは、ありがとうと無理に喜んで受け取った。
遅れているソㇴを待たず、食事を始める。
ユンジンとの何気ない会話の中で、ユンジンはへリムと同郷で
中国は潯陽の出身だということがわかる。
へリムに動揺が走った。
ユンジンの両親も潯陽の出身であるが、二人とも亡くなったという。
ユンジンの両親は潯陽のどのあたりの出身なのかを問うへリムだった
が、幼い頃に両親が亡くなりそれを聞いたことがないと答えるユンジン。
へリムの質問攻撃を遮るように、ウソクがユンジンの仕事の事を聞いた。
答えているユンジンの隣にいたヨンソが
水が入ったボトルを倒してしまう。
するとユンジンは、話をしながらボトルを素早く手の平で受け止め、そつなくテーブルに戻した。
じっと鋭い視線で見ているへリム。
へリムは、ソㇴとユンジンの出会いについてを聞いた。
公共機関で不法滞在者のような扱いを受けている時に、ソㇴが助けてくれたのだという。
笑顔を作りながらも、じっと見つめるへリム。
食事を済ませ、リビングへ移動しへリムはソㇴの幼い頃の写真をユンジンに見せて説明しだした。
幼いソㇴがカレーを食べている写真を見て、子供の頃から
カレーが好きだったのですね!と言うユンジン。
すると、へリムは違うわ!この時、すごく胃もたれを起こして
それ以来というものカレーは大嫌いなのよ。と言った。
言葉の出ないユンジン。
この家では、カレーを食べないんです。と言うへリムにユンジンは、笑顔を見せるしかなかった。
写真を見ながら、ソㇴはこの頃まで話すことができなっかた
ということを打ち明けるへリム。
くつろいでいたウソクも、顔を上げへリムを見た。
幼いソㇴが、以前へリムが使っていた言葉を真似たことがあり叱ってしまったことがあったという。
それがきっかけでソㇴが口を閉ざしてしまったというのだ。
へリムは、ソㇴには自分が経験した酷い目に遭わずに生きる
ことを望んでいると話し、平凡な幸せを望んでいるという。
ユンジンは、私がもっと努力すると言った。そして、自分もそんなふうに生きて行きたいと伝えた。
そこへ、慌ただしく入って来たソㇴ。
遅れたことを謝る。ユンジンがソㇴをわざと睨むとウソクがユンジンを気遣って
もっと早く帰らないとねと声を掛ける。
ウソクに笑顔を返すユンジン。
意味深に黙っているへリムの横顔を見つめるユンジン。
帰るユンジンは、ソㇴの両親に丁寧に挨拶をした。
ソㇴがユンジンを送るため、一緒に家を出た。
玄関で見送りドアが閉まると、ウソクはへリムをねぎらった。
ウソクは、ユンジンが気に入ったという。
へリムは、ユンジンが人を意識することが少し気になると言った。
ウソクは、初対面の人を隅々まで観察する癖が始まったとへリムをからかった。
もうはや嫉妬しているのかい?
そんなことありません!!!
ムキになるへリムを笑うウソク。
そんななか、ソㇴとユンジンはカフェに入った。
一人で頑張ったユンジンを宥めるソㇴ。
ユンジンは、ソㇴの母に嫌われたと言って、あーもうダメだわと落胆していた。
ソㇴは、今日の様子から母さんはユンジンを
気に入ったはずだと言う。
女の微妙な世界を分かってないと言うユンジン。
ユンジンは、自分の故郷の事を言わなければよかったと後悔した。
共感してもらうために言ったことだったが、気まずい思いをさせてしまったと言うユンジン。
どうしてそれが気まずいのかと問うソㇴ。
ソㇴには平凡な幸せを願って、これまで苦労してきたはずだとユンジンは言う。
苦労して作り上げた家庭に自分みたいなもの
が入り込むのは迷惑かもしれないと言った。
ソㇴは、そんなユンジンに平凡より特別がいいんだよと手を握った。
ソㇴは、ユンジンと出会った瞬間にユンジンを手に入れると決めたのだという。
君もそうだろう?
頷くユンジン。
このことを幸せっていうんだよと、頬を撫でるソㇴ。
優しいソㇴにほほ笑むユンジン。
一方、目隠しされた女が車に乗せられ、女は恐怖に怯えている。
突然車は停まり女は降ろされた。
目隠しを外して見渡すが、ここがどこなのかわからない。
歩き出す女。その女を見張る男。
バスが通り過ぎると、女の姿はもう無かった。
驚く男。
女は、追ってくる男をまきながら逃げタクシーに乗った。
しばらくしたところでタクシーを降りた女は、公衆電話からどこかへ自首したいと電話を掛ける。
一方、ソㇴは自宅にて母へリムの朝食を食べている。
へリムは、ユンジンのことを、あの子と呼んだ。
あの子の家はどこなの?昨日送りに行って時間がかかったみたいね。
あの子はないでしょ。ユンジンって呼んでよ。とソㇴは注意した。
ユンジンはいい子だから僕を信じてと伝えるソㇴ。
ソㇴの携帯電話が鳴り、携帯画面を見て慌てるソㇴ。
急用で出かけるというソㇴに、不服そうなへリム。
へリムは、これを飲んで行ってと野菜ジュースを手渡す。
ソㇴが飲み干すと、へリムは満足な顔をした。
そんなへリムにソㇴは、僕がなぜユンジンを好きになったかわかる?と聞いた。
考えるへリムにソㇴは、母さんに似てるからだよと笑顔を見せ、出かけて行った。
ソㇴは、車で待っていたヒョンテに気付きノックした。
ここに来るよう連絡があったというソㇴに、乗れよとヒョンテが言った。
1時間前にスパイだという女から自首したいと連絡があったという。
北朝鮮では、チャン・ソンテが退陣した後、工作組織に
変化があり、新たな責任者が南にいるスパイたちを次々に殺しているというのだ。
これが事実かどうか、自分たちに必要な情報であるのかどうかを調査していくようだ。
置いてあったファイルには、接触の合言葉が記されている。
”もうすぐ雨が降りそうですね”と言ったら相手が”風も吹きそうですよ”と答えるはずだという。
車が発進する。
人通りの多い川沿いに着いたソㇴたち。
対岸では市民運動が起こり、人で溢れている。
ヒョンテは電話で、配備された部下たちに指示を出しダメ出しをしている。
ソㇴは、周りを観察する。
怪しそうな女性に目をやりチェックするソㇴ。
そこへ様子のおかしな怯えた女が橋を渡っている。
ソㇴは、その女を観察しターゲットに捕えた。
銃も持たず、武装もしていないと言うソㇴに、バカか!と言うヒョンテ。
橋の中央に立っている女の視線を捕え、ソㇴは真っ直ぐに女を見つめ返す。
人の多さにヒョンテは撤収するぞと言った。
ソㇴは自分が接触すると言って、ヒョンテの言葉も聞かず女のもとへと近寄った。
橋の上でビラ配りをするお婆さんに声を掛けるソㇴ。
お手伝いしましょうか?と老女から数枚のビラを受け取った。
ソㇴは、マークした女を見つめながら近づきビラを差し出した。
女がビラを受け取ろうとすると”もうじき雨が降りそうですね”と言葉を掛けた。
驚いた顔の女。
ソㇴは、女の手をとって地下鉄の階段を駆け下り、改札を抜け
ホームの通用口の階段を下りると暗い小部屋に辿り着いた。
そこで待っていたソㇴの同僚や上官らが迎える。
ヒョンテが、ソㇴの肩に手をやり、次からは勝手に動くな死ぬぞ。
と忠告した。謝るソㇴ。
そこではじめて挨拶し合うソㇴたち。
ヒョンテは分析官であり、もう一人の分析官も昨日ソㇴを取り調べした人物ウナだった。
今回のこの件は対共捜査班の協力は無く、分析班での主導であり期待されているとのこと。
班のみんなは意気込んでいる。
そんななか、ウソクとへリムは久しぶりの気晴らしにとゴルフへ出掛けていた。
二人きりでのゴルフと思っていたへリム
だったが実は、夫婦同伴の社運のかかったプロジェクトのためのゴルフだった。
それなら先に言ってほしかったわと拗ねるへリム。
本当の目的はこれからだと言って、ニヤリとし車を出すウソク。
夫婦がやって来た別荘地。
別荘を案内する管理人。
ここへ引っ越してしまおうか?と言い出すウソク。
今ある財産を考え、マンションを売っても無理よと言うへリムに
プロジェクトがうまく行けば、この家だって買えると言うウソク。
皮肉のように、それはありがたいわねと笑うへリムにウソクはこっそり摘んでおいた花束を渡した。
へリムは、驚いて笑顔を見せるとウソクは、君には苦労を掛けたね
これからは二人の幸せを考えて行こうと言った。
へリムは、笑顔で頷いた。
ウソクは、だからそのためにもソㇴが付き合っている女の子のことも
受け入れてやってほしいと言った。
考えてみるとへリムもニッコリし、仲良く腕組みして歩く二人。
一方、自首した女の取り調べが始まる。
女の名前は、チョ・スヨン。労働団225局所属24歳。
スヨンは、素直に取り調べに応じている。
自首の理由は、仕事をして余ったお金を北の家族へ送っていることを口実に
同じ立場の者たちを北の保衛部が一人づつ焼き殺しているという。
死にたくなくて自首をしたと言うスヨン。
ウナは、スヨンが言った仲間たちの確認が取れないことを
怪しんで全て真実なのかどうかをもう一度聞いた。
仲間は、みんな殺されたのだと思うと言うスヨンは
嘘でここに来るはずがないでしょう!!!と北の訛りで叫ぶ。
取調室から出たウナに、あんなに興奮させてもいいのかと
ヒョンテが言った。
興奮した時に真実が出るものなのですから
何も知らないくせに口出ししないでくださいと言い返すウナ。
言い争う中、ソㇴが口を開く…僕がやってみましょうか?
ソㇴがスヨンの取り調べについた。
興奮気味のスヨンが、ソㇴと話をする。
ソㇴは航空地図をタブレットに表示し、スヨンが北の保衛員に捕まった場所を聞いた。
指で指し示すスヨン。
スヨンの記憶から場所を特定していくソㇴ。
車に乗せられて着いた場所では何があったのかと問うソㇴ。
スヨンは、悍ましい記憶を蘇らせた。
目隠しをされていたスヨンの耳に、仲間の叫ぶ声が聞こえる。
監督官に会わせてください!!!全て説明しますから!!!
そんな仲間たちに保衛部のトップは”死刑”と感情の無い声で伝えていく。
次々仲間たちが”死刑””死刑”と殺されたという。
車で走っていた時の道路の状況など詳しい質問をしていくソㇴ。
スヨンは腐った匂いを感じたと言った。
その時着ていたもののままのスヨンの服を嗅いだソㇴ。
これは死体の匂いだと言った。
死体を焼却する場所…火葬場。
検索すると、その場所が示された。
なぜスヨンさんは殺されずに済んだのでしょうと問うソㇴ。
スヨンは、死んだ仲間たちが持っていたお金を見つけるよう指示をされたという。
そうしなければ北の家族も殺すと脅された
と話す。脅したものの顔を見たと言うスヨン。
はっきり見たわけではないが、顔に火傷の痕があったという。
その男は、中国でソㇴを襲った男だ。
一方、へリムは夫ウソクが接待ゴルフの後にすぐ仕事へ行った
ことをウソクとの電話で嘆いた。
わかったわよ。新居のためね…などと何気ない会話をするへリム。
へリムは、ウソクからもらった花束をキッチンへと飾る。
玄関のチャイムが鳴った。
へリムは、玄関を開けた。
立っていたのはソㇴを襲ったあの男。
ソンエ、いやへリムと言ったか久しぶりだなと声を掛ける男。
驚くへリムだったが…
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